東京アクション道場2026年5月のレッスンレポートをお届けします。今回は中国武術パフォーマーの三浦奈々子先生をお迎えして、演技の幅を広げるカンフーアクションワークショップを開催しました。大人クラスとキッズクラス、それぞれ充実の75分間です。
演技の幅を広げるカンフーアクションワークショップ

カンフーの動きをベースに、流れるようで力強い「見せる動き」を体に染み込ませる贅沢な時間。1人で見せるカンフーの型である「套路(とうろ)」や、2人1組で行う攻防練習の「対練(たいれん)」など、中身の詰まった濃いトレーニングとなりました。木刀を使ったダイナミックな武器の動きも学びましたが、今回は特に体術要素がぎゅっと詰まったレッスンでした。
キッズクラス
キッズクラスの準備運動では、腕を大きく回したり足裏を合わせて深く屈伸したりと、中国武術特有の身体作りにじっくり取り組みました。










套路では約10種類の動きを学び、基礎動作を繰り返しながら体へ落とし込んでいきます。続く対練では、相手のパンチを捌いて打ち返す練習を行い、普段の殺陣アクションとはまた違った距離感やテンポ感に刺激を受けている様子でした。



武器練習では刀の回し方を中心に、見栄えを良くするために「できるだけコンパクト」に振る幅を意識する指導が印象的でした。

大人クラス
大人クラスも準備運動は共通ですが、套路はキッズと異なる型に挑戦しました。普段使わない独特な身体の使い方に、参加者の皆さんが苦戦しつつも楽しんでいました。対練ではパンチの攻防からさらに蹴りへと繋げる発展形へ。蹴りが入ることで、普段の殺陣と同様に2人のタイミングや距離感が一気に重要になります。パンチを出す高さなど、細かい部分までこだわることで一気にリアリティが跳ね上がっていました。











武器練習では刀を回す・刺す動作を中心に、刺す際は刀を下へ向け、何より「身体から先に動く」という武術の本質的な指導が行われていました。

キッズと大人で内容の難易度を変えるのではなく、アプローチの種類を変えた構成が見事でした。普段扱わない中国武術というエッセンスを取り入れることで、表現の幅が広がる非常に有意義なワークショップとなりました。
カンフーや中国武術は殺陣と同じく非常に専門性が高く、一朝一夕で身につくものではありません。だからこそ、こうした刺激的な特別講座を定期的なペースで継続していけたら、表現の引き出しを増やす素晴らしい機会になりそうです。三浦先生、熱いご指導をありがとうございました。
其々のエナジーを感じながらのレッスン。あっという間の時間でした!
— 三浦ななつん (@nanatsun_dele) May 25, 2026
時間が足りない!笑
ありがとうございました!#中国武術 #カンフー https://t.co/pEWueJIVo3
映像映えする殺陣アクションを追求
【東京アクション道場】は毎月開催!毎月個性的な講師が指導していますので、次回もぜひご期待ください

三浦奈々子・太極拳
パフォーマー。内家拳研究会、NPO法人鞭杆協会所属。東京都 太極拳選抜大会 自選太極剣3位 集体2位。全日本武術太極拳選手権大会3位。バレエ・薙刀・ストリートダンス・演劇を経て中国武術と出会い、中国武術やアクションを取り入れたパフォーマンスで国内外のステージに立つ。
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