カメラで撮影して映像映えする殺陣アクションを追求|東京アクション道場レポート 2026年4月

毎月、専門家をお招きして開催している「東京アクション道場」。4月の講師は殺陣師の井上謙一郎先生。立ち回りを固定カメラで撮影して、映像映えする殺陣アクションを追求しました。大人クラスとキッズクラス、それぞれ75分です。

映像映えする殺陣アクションを追求

今回は、殺陣の技術を磨くだけでなく、それが「どう見えるか」という視点を徹底的に意識するレッスンでした。

舞台なら観客がどこから見ているか、映像ならカメラがどこにあるか。常に「見せ方」を意識して演技をすることが何より大切です。普段の稽古でも意識はしていますが、今回は最初から最後までカメラを回し続け、こまめに映像をチェックしては修正を繰り返すというスタイルに挑戦しました。

レッスンの最後に記録として撮影することはよくありますが、稽古の全過程を録画して、その場ですぐに自分たちの動きを客観的に再確認するのは初めての経験です。これが想像以上に多くの学びをもたらしてくれました。

登場の仕方、斬り方、そして斬られ方。どうすれば見る人にインパクトを残せるのか、参加者一人ひとりが真剣に考えます。

「どうしたらおもしろい画になるか?」 「どんな斬り方なら、見ている人の記憶に残るのか?」

各自がアイデアを絞り出して演じますが、時には考えすぎて行き詰まってしまうこともあります。そんな時は、井上先生から的確なアドバイスが飛びます。

カメラ越しにどう映るかを意識し、自分を徹底的に客観視することで、今までは気づかなかった課題が次々と見えてきます。

撮影した映像を全員で囲んでディスカッションする時間では、「もう少し角度を変えた方がきれいに見えるかも」といった意見が飛び交い、生徒同士でもたくさんの新しいアイデアが生まれました。

何度も修正を重ねました。登場の仕方や間のとり方、ポジションチェンジやサークリング、去り方を工夫すると全然違う殺陣に変化していきました。

演技がどんどん研ぎ澄まされ、納得のいく形へと変わっていく。自分たちの成長が目に見える、活気にあふれたレッスンになりました。75分間の時間配分も良かったです。とてもよかったので、また是非来てもらいたいです。

【東京アクション道場】は毎月開催!毎月個性的な講師が指導していますので、次回もぜひご期待ください

殺陣師・井上謙一郎

井上謙一郎・殺陣師

イノウエ ケンイチロウ

福岡県出身。倉田アクションクラブ出身。谷剣優会を経て、東映京都撮影所・東映剣会の殺陣師・菅原俊夫に師事。現在は商業演劇、劇団、映像作品、専門学校などで殺陣・時代劇所作・アクション指導を行う。

主な指導歴に「蝉しぐれ」「天璋院篤姫」「太平洋序曲」「SAKURA – JAPAN IN THE BOX」「大岡越前」「陰陽師(TV)」ほか多数。出演舞台には里見浩太朗、田村正和、松平健、杉良太郎、北大路欣也などの主演作が並ぶ。俳優としての負傷経験から、安全で説得力のある殺陣指導を追求し続けている。

「壱童」の月額会員であれば、 無料で参加できます。

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