「プロの技術を学ぶ!アクション映画監督 勇武が指導するゲスト講師クラスをレポート」

10月20日、壱童の殺陣クラスに、ゲスト講師として勇武さんをお迎えしました。勇武さんは元アクション俳優としてのキャリアを持ち、現在は映画監督としても活躍されています。その豊富な現場経験と鋭い指導で、アクションの基礎から応用、そして実際のアクションシーンの撮影まで、非常に充実したレッスンをしてくださいました。この日は私も現場で参加者の皆さんと一緒にその場の緊張感や高揚感を肌で感じていました。皆さんにも、レッスンのリアルな雰囲気と、アクションの世界の奥深さを少しでもお伝えできればと思います。

前半:アクションの基礎練習


レッスンの前半では、アクションの基本であるジャブ、ストレート、ディフェンス、そして回し蹴りを学びました。何度も見ているはずの基本の技ですが、勇武先生の指導で、改めて「見せる」ための技術や、動きの緻密さを痛感しました。

アクションクラス
ボディアクション

特に参加者が苦戦していたのが回し蹴り。単に蹴り込むのではなく、膝をすばやく戻して「強く見せる」ことで、観客に迫力を伝えるという技術が求められます。私も実際に見ていて、見せる技術がいかに難しくも面白いものかを再認識しました。参加者の方からも、「いつも習っている空手の蹴りと違って難しい」との声があり、映像での見せ方を意識した動きに驚きと発見があったようです。

現代アクション
アクションの基礎クラス

後半:アクションシーンの振り付けと撮影


後半のレッスンでは、参加者が主人公となり、悪者2人に立ち向かうアクションシーンの撮影が行われました。これは、前半で習得した技をフルに活かし、実際にカメラに映る映像で表現するという応用編。撮影はプロさながらの緊張感が漂い、私も見守りながら自然と息を飲む瞬間が何度もありました。

空手とアクションの違い
1対2
殺陣振付

撮影は参加者一人ひとりが4カットに分けて行い、まさに映画のシーンのように進行していきました。

カット1:まずは広い画角で全体の流れを撮影。ここではアクションの構成がダイナミックに映るのが見ていても気持ちがいい!
カット2:寄りの画角で緊張感を強調。攻撃や防御の瞬間が映し出され、参加者が集中する表情もカメラに映えました。
カット3:フィニッシュの回し蹴りシーン。特にキレのある回し蹴りが決まった瞬間には、思わず「おお!」と声を上げたくなる迫力でした。
カット4:敵を撃退し、次の敵に向かうラストシーン。主人公の決意を感じる締めくくりで、見ている私も思わず手に汗を握る場面でした。
参加者の方からも「主人公みたいな気分になれました!」「緊張した!」「楽しかった!」と興奮した声が聞かれ、皆さんがこの瞬間を楽しんでいる様子がとても印象的でした。

映像の撮影
カットごとの撮影
カット3 回し蹴り

編集された映像の仕上がり
数日後、勇武さんが編集した映像が参加者に送られてきました。実際に撮影されたシーンが編集され、音楽や効果音も加わって、まるで映画のワンシーンのよう!私も映像を見てその仕上がりに嬉しくなりました。

動きの切れと迫力:アクションのスピードと力強さが映像にしっかり収まり、まさにプロの仕上がり。
参加者の感動:「すごかった!!」「他の人の映像も見て楽しかった!」と、映像を見た参加者とご家族からは喜びと達成感の声がたくさん聞けました。
この日を通して、参加者がただ技術を学ぶだけでなく、映像の中で自分の成長や成果を確認することができたのではないでしょうか。私自身も、皆さんがキラキラした表情で達成感を味わっている様子に感動しました。「よーい!アクション!」で始まり「カット!」で終える。あの独特な現場の緊張感と集中力はとても良いものですね。

勇武さんからのアドバイス

壱童では、初心者から経験者まで、実践的なアクション技術を学べる殺陣クラスを開催しています。今回のようにプロ仕様のアクションシーンに挑戦できる場面もあり、「ただの練習」を超えてリアルな殺陣やアクションを体感できます。

壱童 初回体験はこちら

勇武先生のアクションクラス

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