殺陣教室「壱童」講師の水野です。
私たちはプロのパフォーマーとして、上達への近道は「人前で演じること」だと考えていますので、年に2回、殺陣の発表の場を設けています。また、舞台で出演者が足りない場合は、モチベーションの高い生徒に声をかけ、アンサンブル(主役を支える出演者たち)としてプロの舞台に立つ機会も提供しています。
8月には、世界陸上の特別ステージで舞台「千姫」を披露しましたが、この公演に、殺陣教室の生徒4名がアンサンブルとして参加しました。公演前の稽古は真剣で、あきらかな意識の変化を感じましたので、その4人に出演の感想を聞いてみました。2人は初舞台でした。
Q1. 舞台「千姫」の本番を通して、殺陣の学びはありましたか?
普段の壱童では「映像」をイメージした立ち回りが多いため、舞台上での殺陣(特に出捌けなど)を学べる良い機会になりました。 また、普段の壱童でも意識している「刀の狙い所」についてをより強く意識することができました。
Q2. その後の取り組み方や考え方に変化はありましたか?
特に「1対多人数」の殺陣をする時に、斬り合っていない時に構えを変えることをより意識するようになりました。 また、個人的に行なっていた剣舞の表現を増やすことができ、より良いものを創り上げることができたと考えています。
カズピー(23歳)会社員

Q1. 舞台「千姫」の本番を通して、殺陣の学びはありましたか?
殺陣の技術については、絡みの表現のバリエーションや動き方の工夫を学びました。 他には、環境的なことも含めて毎回コンディションが違う中で臨機応変に調整してパフォーマンスすることが経験になりました。
Q2. その後の取り組み方や考え方に変化はありましたか?
壱童のレッスンや外部の稽古などで立ち回りをする際に、他の人の動きやすさをこれまで以上に考えるようになりました。

Q1. 舞台「千姫」の本番を通して、殺陣の学びはありましたか?
初舞台だったので、プロの演者さんたちと作品を一から作り上げていく過程や経過に一緒に携わることでき学ぶ事が沢山ありました。実際にお客様の前でパフォーマンスをする事は、自分自身にとって凄く刺激を受けました。パフォーマンスを通して演技などの表現力、技術をはじめ成長に繋げることができました。
Q2. その後の取り組み方や考え方に変化はありましたか?
今後も継続して殺陣の稽古に尽力し、また今後パフォーマンスをする機会や発表会などの機会などがあれば参加していきたいです。
前田(33歳)職業:特定看護師/出身:京都府/趣味:乗馬、城巡り、歴史散策

Q1. 舞台「千姫」の本番を通して、殺陣の学びはありましたか?
初舞台だったので、ステージの使い方(高さ・奥行・動線を意識した立ち位置)がリハとは違い、お客様からの見え方がこんなに違うのかと肌で感じました。 1VS複数では、「狙っている」が「待っている」に見えることが多く、リハでも研究していましたが、本番では背景と衣装が同色なため、構え方を大袈裟に変え、仲間を意識する動きを顔だけでなく上半身ごと使うことを意識しました。 距離感については、リハよりも3〜4倍ほど芯の皆さんの迫力があり、対面したとき初めて「怖い」と思いました。2・3回目の公演で、思いっきり踏み込んでいただけるよう、気持ち長めに距離を取ろうと意識していました。 口が裂けても「できました」とは言えませんが、学びは本当に多かったです。
Q2. その後の取り組み方や考え方に変化はありましたか?
リハでは堪えられたのですが、本番、動画ではお恥ずかしながら感情移入して泣いてしまいました。こんな近距離で見たことがなく、刀屋壱メンバーのみなさまの表情、震え方、視線などの芝居にとても心を打たれました。 練習、本番とも、男性の殺陣は力強く背中を任せられるようなドッシリした安心感があると感じたのですが、女性の殺陣は鋭さがあり、違う恐怖心がありました。 とにかく感じたことを無駄にしたくないため、今からでもできることないかなと色々調べています
織田(26歳)




いろんな公演のオファーはありますが、タイミングがあるので出演保証はできないです。ですが、生徒の上達のため、できるだけ舞台に立つ機会を作りたいと考えています。

趣味ではじめた生徒が本格的に役者を目指すこともあります。キッカケはなんだっていいです。殺陣アクションを学びたい方は一緒に学びましょう!

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