五右衛門-Avenger sibling-– 石川五右衛門を描いたサムライパフォーマンスショー –

石川五右衛門とは?

石川五右衛門は、日本の伝説の盗賊である。その実在は明確ではないものの、1558年8月24日に生まれて、1594年10月8日に煎り殺されたと言われている。彼は、その卓越した身のこなしと盗みの技術で知られています。高度な警備が施された屋敷や城からも財宝を盗み出すことができ、その技術は他の盗賊たちからも恐れられ、尊敬されていました。そして、彼の盗みには、政治的な意図や社会的なメッセージが含まれていました。悪人から金品を盗み、貧しい人々に分配することで、義賊としての名声を得ました。

石川五右衛門は伊賀流忍者の抜け忍であったという説があります。それは、伊賀流忍者は、情報収集、潜入、暗殺などの技術に長けており、これらのスキルは石川五右衛門が見せる盗賊としての能力と符合するからです。その説は、彼の伝説にさらなる神秘性を加えています。

盗賊だった石川五右衛門は豊臣秀吉の手勢に捕まって処刑されたと言われています。京都の六条河原で、油茶釜による煮殺でした。見せしめとして、彼の親族も全員が極刑に処されています。これは、当時の社会に対する警告としての意味合いが強く、極めて残酷な処刑でした。

石川五右衛門 油茶釜 Goemon

五右衛門の死後、彼の物語はさらに広まり、彼の行動や人物像が多くの作品で美化されることとなります。彼は、社会の不正に立ち向かう反逆者として、また、弱者を守る英雄として描かれるようになりました。

ストーリー概要

石川五右衛門は、幼少期に親を亡くし、忍びの里で剣術を学んだ後、仇である豊臣秀吉の治世に抗して義賊となる。彼の武器は忍者刀。物語は雨の夜に始まり、豊臣秀吉とその家臣たちとの間で繰り広げられる激しい戦いを描いています。(20分)

五右衛門を演じた吉野哲平からのメッセージ

五右衛門を演じた吉野哲平
吉野哲平 YOSHINO Teppei

五右衛門を演じるにあたっては、役だけでなく座組み全体の士気を高める役割も担っていると考えていました。海外ツアーなので五右衛門としても役者としても『折れない心』をテーマに臨みました。

彼の歴史背景はおおかた調べましたが、台本の中で伝わってくるものを大事に演じました。五右衛門は親を豊臣秀吉に殺された恨みを持っていますが、不条理な世の中へ抗い少しでも前向きに生きていこうとする姿勢を持っていると思います。彼は普段は楽観的な人物ですが、いざ戦いになれば感情を剥き出しにして戦いに挑んでいきます。仲間想いだからこそ、仲間の死に対しては決して許さず相手を追い込み、大きな敵にも臆せず立ち向かいます。この楽観的な部分と感情的な部分の2つの面を意識して演じ分けしました。

ラストシーンの秀吉とのアクションシーンは体力的にキツ過ぎて、2023年5月のオーストラリア・メルボルン での公演では吐きそうになりながら戦っていた覚えがあります。この公演を通して、前向きに直向きに生きていけば、必ず誰かに良い影響を与えていけるということが伝われば嬉しいです。

公演スケジュール 2023年

舞台制作スタッフ

  • 脚本・演出 佐藤信也
  • 音楽 Hagi
  • 殺陣振付 刀屋壱

サムライショー

前田慶次-CAGE- 旅情編

慶次

天下御免の傾奇者(かぶき者)・前田慶次を描いた実話をベースにしたサムライパフォーマンスショー

石川五右衛門 刀屋壱

五右衛門

伊賀流忍者の抜け忍であったという説がある石川五右衛門を描いたサムライパフォーマンスショー

狐火 - 侍 VS 忍者 刀屋壱

狐火

日本の伝統文化の象徴である「侍」と「忍者」の戦いを舞台にしたフィクションアクション

刀屋壱(カタナヤイチ)とは?

刀屋壱 カタナヤイチ

日本の伝統文化のサムライや忍者を現代的な演出で伝えるパフォーマンスチーム。ノンバーバルなパフォーマンスで世界中の人々に日本のサムライの歴史や文化を届ける。世界中のイベントや式典でパフォーマンスを披露している。–> 刀屋壱 カタナヤイチ

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